はるのーと

推しの記録のためのブログです。

風起洛陽もメモ程度に書いておく。

このブログに初めて訪れた方は、ブログ主は、重度の二郎推しです。

お気を付けください。言葉使いも悪いですwww

ネタバレありなので、気を付けてください。

ものすごく偏っていますwww

さっきまで書いていたブログが消えたので、もう意気消沈している。

他のドラマの感想を書いたので、子猫のドラマの感想を書かないのはおかしいと思って前に書いたものに手を入れていたのだ。

しゅん。

もう一度書いてみるな(´;ω;`)ウゥゥ

 

序盤で、このドラマの評価は非常に難しい。

このとっちらかった物語で、目まぐるしく変わる視点。

これは本当にキツイ。物語もわからず、人物像も見えないので置いてけぼりだ。

一話も30分ちょっとなのに結構詰め込んでくる。

これは一般層は相当脱落したんじゃないかと思うんだがどうだろうか。

 

なぜ三本柱にしてしまったのか。W主人公、Wヒロインでよかったと思うぞ。

すごくわかりにくくなった。

本当に申し訳ないんだけど、月ちゃんに話を引っ張る演技力が不足していたと思う。ごめんな(´;ω;`)

それに、このドラマには大きな問題があった。俺は1話で気づいたけどどうかな?

気にならなかった?よくこれでOKになったな。俺の耳が悪いのか?

 

それでもなんとか我慢強く見ていくとw話が進んでいく内に少しずつ話が見えてくる。

俺はこのドラマを救ったのは、七娘だと思うんだ。

 

 

とっちらかった物語を上手く整理したのが、七娘だった。

とにかく一貫してぶれなかったのだ。彼女の世界の中心は二郎で、二郎がいるかいないかで性格さえも変わってくるwww

彼女の人生の目標は二郎に愛される妻。とにかくここに向かって邁進していく。

彼女は、とにかくこの物語を動かしまくった。

 

初め登場した時は、ただの恋愛脳の痛めのお嬢さまかと思いきや、違っていた。

欲しいものは絶対に手に入れると親友の月ちゃんに言われていたが、きっと恋愛脳ではなく、二郎のことが特別に好きで、人生においてどうしても欲しい唯一の願いが彼だったのだろう。七娘を恋愛脳なんてもので片付けられないんだ。それほどの執念なのだw

 

常に優先するのは、二郎のこと。

冷たくされても、めげない。将来のビジョンが明確なため常に前向きだ。諦めるなんて選択肢はないんだw

目標に向かってひた走る。高貴な出自でも二郎のために家事をするのも全然平気。

とにかく二郎のために何かをしたくて、いじらしい。

 

しかし、二郎、二郎、二郎。

あー、これはうざい、もうだめかもしれんと俺が思った時に、二郎の父が死んだ。

悲しみの中の二郎は、何も考えられずに、全てを手放そうとしたが、そこで立ち上がったのが嫁入りしたばかりの七娘だった。

二郎とは全く噛み合わず寂しい思いをしていただろうに、妻として沈み込んだ家を切り盛りする器量をみせた。

ここで俺の七娘ポイントが爆上がりする。

あれ、七娘、案外できる子なのでは?ってなw

 

二郎が父を殺した犯人を捜すための捜査をしていたが、意外に七娘も興味を見せてこっそりとついてくる。まぁ興味があったのは二郎のことだと思うがなw

二郎、二郎、一重に愛ゆえである。

ただ、毎度毎度、彼女の存在が二郎を危険にさらすのだが、ストーリー的には絶対に必要な展開で、彼女は、ストーリーチェンジャーの役割も担っていた。

ちなみに自分がピンチな時も生命を顧みずに、常に二郎を気にしている。

これはすごい。刺されても気づかないんじゃないかと思ったわw

愛ゆえなのか、彼女だけが違う次元にいるようだ。しかし、キャラとしては一貫してぶれていない。とにかく二郎。二郎なのだw

 

自分の叔父の二郎の父殺害への関与が決定的になった時の落ち込み方もとても常識的な感覚を持っていた。二郎を傷つけてしまったことが何よりもショックだっただろうが、この時も独りよがりでヒステリックになるのではなく、彼女は非常に冷静に機能していたw

 

また、天才二郎の推理にもふと新しい気づきを与えたりもする蘭姉ちゃん的なポジでもあるw

女の子らしいところも十分にあり、奥手の二郎を言葉と身体接触wでわかりやすくせめていく。手をつないで、肩に頭をのせる。

二郎タイプに対する対処法としてはこれが一番効く。とにかくわかりやすく言葉にしなければこのタイプは一生気づかないw

七娘のあくなき努力は、少しずつ、実を結んでいく。

二郎は彼女を大切な人だと思い始める。

 

しかし、彼女の行動が再び二郎をピンチにすることが多くなってきたとき、俺はまた七娘…無理かなと思っていると、彼女は二郎の一言で一気にひいた。

「いい子だから(家にいて、危ないから)」

この一言で彼女のつきまといはなくなる。

これは可愛い。大好きな人にいい子だと言われるのはこの上なく幸せだったろう。

たったこれだけで言うことを聞いてしまう七娘は、引き際さえもわきまえているんだぞ。七娘は、相当空気が読める子なのかもしれんと思い始めるw

 

七娘が人質にされた時は、自分の至らなさをきちんと理解し、二郎を危険に晒してしまったことを心から悔いていた。それを言葉にして二郎に伝えることができる。これは重要なポイントだ。自分の否を認められるのは強い人間だと思う。

今回も二郎を思ってしたことが二郎を危険にさらしてしまうのだが、悪気がないのは、今までの七娘の行動を見ていればわかる。

常に二郎を優先してきた。二郎のためという一貫した姿勢がここで生きてくるw

少しずつボディブローのように二郎の心に刺さっていくwww

そして、一生つきまとうからっていうのも可愛くて笑える。自分がストーカー気質なのもちゃんと理解してるんだな七娘よw

 

ここでひと段落かと思いきや彼女には新しい役割が与えられる。七娘の弟が放浪から帰ってきたのだ。

出来の悪い弟のよき姉、父と弟の確執の間に挟まれる姉。弟が悪さをしたら頬を張って怒れる強さもある。

二郎がいると七娘の世界は二郎だけになるのだがw、二郎がいなければこんなにまっとうな人間なのだw

 

七娘は、申非の件で落ち込む二郎の手をとり静かに寄り添っていた。

この寄り添い方は正解で、彼女は妻として二郎への理解をさらに深め、付き合い方を完璧にマスターしつつある。彼女の人生の最終目標、二郎の愛する妻までもう一歩である。

 

36話で、初めて迷いを見せた二郎に対して七娘は聖母のようないたわりと愛情で包み込んだ。

七娘は二郎の変化に気づき、弱気になった二郎の背中を優しく押す。

私はあなたのこういうところに惹かれたから嫁いだ。こういうあなたが好き。たとえ死ぬことになったとしてもかまわないから、あなたの好きなようにしてほしい。

渾身の最適解であるw

ここは夫婦となるための最終関門だった。そして、二郎は完全に七娘の手に落ちた。

 

その後、二郎の衣装の支度を七娘が手伝っている時に、二郎は見たことがない柔らかい表情で妻を見つめている。小さな手をとり、見つめあう。

言葉がなくても見つめうだけで理解できる心の通った夫婦になった。

このドラマで最高のラブシーンはここだ。

キスやハグはなくても見つめ合うだけで伝わる。この爽やかさ。よき!

このシーンを作り上げたのは、一重に七娘の努力と献身と二郎の魅力。

七娘は、この36話を通して、二郎に人を愛することを教えただけでなく、二郎が見失いかけた信念さえ取り戻したんだからな。すごいんだよ七娘は。

 

二郎夫婦の視点だけでもこのドラマには価値があると思う。

意図的にとても丁寧に描かれているな。ステップを小刻みに踏んでいる。

もう一つのカップル、兄さんと月ちゃんもいるのだが…。

こちらはうーん…。霞んじゃうんだよな。二郎&七娘が強すぎて。

ちなみに兄さんの最高のラブシーンは、長年の友が仇であることを知ったシーンだと思う。演技力って大事だと思ったな。

 

やはり七娘が最強である。

このドラマを思い出す時、二郎と七娘だけを思い出すだろうwww

七娘が大丈夫な人はしっかり見ていると順当に最高のラブシーンにたどり着けると思うぞ。

そして、この作品のヒロインは、間違いなく二郎であったw

子猫は、ヒロイン属性。

(o゚Д゚)=◯)`3゜)∵